「推しへのお手紙に関する30の質問」に答える
どうも、4月の現場量がえげつないです。嬉しい。頻繁に会えることそれ自体がとっても嬉しいです。けど、ちょっと嬉しくない。推しに仕事があるのもいいことですが、推しの仕事の量とわたしの口座の残高は反比例の関係にあるので、そういう意味ではちょっと複雑な気持ちですね。
まあ現場に行ってしまえばお金で買った以上の幸せがそこにあるんですが…オタクやめられないですね…
さて、今日はなんの話をするのかというと、こちらのブログからお借りした質問に答えてみようと思います。
推しへの手紙のお話ですね。書くのが苦手な人も、そもそも書かない人もいるとは思いますが、わたしは手紙が好きです。なんでかというと、文章を書くのが好きだからです。あと、自分の字が大好きだからです。便箋に所狭しと並ぶ自分の文字、最高。
自画自賛が過ぎますが、これだけは本当に譲れません。書き終わった手紙を読み返して悦に浸っているときがよくあります。ヤバイ人じゃん。
あと、このデジタルの時代においても単純に長く感想や気持ちを伝えられるのってやっぱり手紙だけだと思うので、というのもあります。
さて、前置きはここまでにして、早速質問に答えていこうと思います。
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1.初めて渡した手紙を覚えていますか?
→鮮明に覚えています。ライブを観にいって、その衝動のままに5枚書きました。といってもそのとき同じ柄の便箋が5枚しかなかったから5枚に無理やり収めただけです。言葉より、手よりも感情が先走ってしまって本当に語彙力が少なく、話が飛び飛びで、読むのが大変なお手紙だったと思います。
2.封筒、便箋にこだわりはありますか?
→あります!といっても市販のものしか使わないんですが、レターセット厨なので絶対2度同じデザインのものは使いたくなくて、現場が決まるたびに新しいものを買っています。なくても買います。
自己満足ですし、推しとかわいいの共有ができるとは限らないのもわかりますが、なにより自分が自信を持って渡せることが一番だと思っています。視覚的満足。
特に役とかイベントに寄せようとするわけではなくて、わたしがそのとき可愛いなと思ったものを使っています。つぎのお手紙はハリネズミのやつです。かわいい。
あと、これは謎のこだわりなのですが、有名なキャラものは意識的に避けています。サンリオのものとか、ディズニープリンセスのものとか可愛いレターセットたくさんあるんですが、29歳男性にあげるものでは気が引ける。
特にお気に入りなのを選ぶとしたら、封筒の折りたたむ部分の内側に猫の顔が印刷してあって開くとご対面~となるレターセット*1です。
あとは以前ふらっと入った雑貨屋さんで見かけて衝動買いしてしまったサンドイッチを模したレターセット*2もお気に入りなのですが、ミニレターセットなので書くことが多いわたしだとなかなか使う機会がないです。かなしい。でも見てるだけでかわいいのでOKです。
可愛いと思ったものしか使わないので全部可愛いんですけどね。
クラフト封筒にマステでデコるみたいな高度なことをされているオタクもけっこういらっしゃいますが、わたしは本当にセンスがないのでやりません。
あと最近ギミック系の自作やってみたいな…どうしようかな…と考えています。まあもうデザイン案固まってるんですけどね。
便箋封筒でこんな語るオタクいます?
3.便箋何枚くらいの手紙を書きますか?
→その前のイベントの内容によりますが、3枚~6枚程度です。一番多くて6000字超でした。しかも字がハチャメチャに小さいので最高に読みづらい。読んでないと思うけど、もし読んでたら本当に申し訳ないです。
4.手紙を渡す頻度はどれくらいですか?
→イベントごとなのでイベントの頻度に依存します。同じイベントが複数日続く場合でも毎日手紙を書くので本当にばらばらですが、平均すると1~2週間に1回くらいでしょうか?
5.マチソワ間での手紙は書いたことがありますか?
→今の推しではないですが、あります。舞台のオタクやってたときは結構マチソワ間で手紙を書くことも多かったのでレターセットを常備してました。
6.下書きを作成しますか?
→します!下書きがないとハチャメチャな文章になってしまって死にます。
7.下書きをする場合はどのような形式ですか?
→IPhoneのメモ帳に書いています。とりあえず書きたいことを箇条書きにしておいて、文章にして、推敲して、文字数カウントに突っ込んで自分の重たさに死にたくなって終了です。
8.下書きまたは手紙の文章を考えるタイミングはありますか?
→現実逃避したいときに考えます。あとはイベント一週間前くらいからちょこちょこ構想はしておいて、3日前くらいに一気に書きます。
9.下書きまたは本書きの履歴は残っていますか?
→下書きは全部残ってます!本書きは残っているのといないのがありますが、下書きと大して変わらないのであんまり残そうとは思っていないです
10.便箋に文字を書くタイミングは決まっていますか?
→イベント前日です。新しくお仕事が決まったり、試聴や実装が来たりすることもあるので前日まで文章は仮状態にしています。
11.手紙を書きながら予定していたことより文章が増えることはありますか?
→あります。最終稿に手を加えるのがあんまり好きじゃないのでやりたくはないのですが、筆がのって書いてしまうことはよくあります。
12.時節の句や締めの句など手紙の様式に沿った書き方を心がけたりしますか?
→あんまり気にしていないです。畏まりすぎてもとっつきにくいお手紙になってしまうかな、と思うので、書き出しとして季節や天候の変化について触れることはありますが、「新緑が目にしみて」とかは書かないです。
13.書かないように気を付けていることはありますか?
→強いて言うならマイナスなことですかね?基本的にあれがよかったこれがよかった好きです!みたいな文章しか書かないのでマイナスなことを書く余地もないのですが…あとはどんな事情があっても「次のイベント行けません」とは絶対に書きません。書いてプラスにならないことは書かないようにしています。
昔某王子様の舞台でちょっとだけ仲良くしていた同担が毎回毎回長々とダメ出しするタイプだったのですが、正直そういうことをオタクがする必要あるのかな?ってちょっと思ってしまいます。そういうのを指摘するのはマネージャーさんはじめ会社の方や、演出家さん等のスタッフさんのお仕事だと思いますし、本人が気づくべきかなとも思うので。というか、それができない推しではないと思っています。
14.これは必ず書いているということはありますか?
→「本日は○○へのご出演おめでとうございます」というのと、前回のイベントの感想くらいでしょうか?こういう文章を固定で入れようとか、同じ挨拶をしようとかそういうことはしてないです。あ、あとなぜか導入部分がうまく書けなくていつも「その後お変わりありませんか?」と書いてしまう。
15.宛名に「~~へ」や「Dear」、「To」などは書いていますか?
→普通に「○○さんへ」と書きます。Dearだとなんとなく友達っぽくなってしまう気がするので…
16.手紙本文の書き出しで名乗りますか?
→名乗らないです!手紙に限らずですが推しに聞かれる以外で名乗る必要もないかなと思うので、名前は最後の署名だけです。
17.手紙本文の書き方は敬語ですか?
→敬語です!そこまで堅苦しい感じにもしたくないのでゴリッゴリに敬語を使うわけでもないですが、結構年上なのである程度は使います。拝聴とか。
18.手紙の中に推しの名前はどれくらいの頻度で出てきますか?
→頻度…頻度…?あんまり意識して呼びかけようとはしていませんが、前回のお手紙は2500字で21回でした。
19.手紙の中に好きという単語はどれくらいの頻度で出てきますか?
→だいたい1枚の便箋に2回くらいですかね?前回のお手紙は4枚で9回でした。あんまり多くないかもしれない。肯定的なことはいっぱい書いてるんですけどね…
20.手紙の中に必ず入れてしまう自身の癖のような文章はありますか?
→推しの体気にしいbotなので何かにつけてお身体には気をつけてくださいとか、ご自愛くださいとは書いています。本人はいつも元気でいようとしてくれますがアラサーなのでね…気をつけてもどうにもならないこともあるけどまあこれは特に意味のない、文章の締めの定型文みたいなものです。
あとは前推しが体調もメンタルも崩してぼろっぼろだったことがあったので、なんとなくこわくて書いてしまうっていうのもあります。
21.便箋にページ番号は振っていますか?
→振っています!読み返すこともないと思いますが、自分でも並び順がわからなくなるときがあるので一応。
22.本文最後に自分の名前以外に書いていることはありますか?
→ありません。日付とイベント名は封筒に書きます。そういえばこの質問答えられた方のブログを拝見していたらだいたいの方が封筒に住所書いていらっしゃるみたいなんですが、やっぱり書くべきなんでしょうか…
23.最推し以外に手紙を書くことはありますか?
→ないです。最推し以外推しじゃないの。
24.最推し以外への手紙の頻度はどれくらいですか?
→前述の通りなので0です。
25.下書きを読み返すことはありますか?
→手紙を出した後ってことですかね?前回どんな感じで手紙を書いたかなと確認するときと、あと暇つぶしに読むこともあります。鳥頭なので1ヶ月前の下書きはもう記憶になく、新鮮に読み返すことができます。
26.読み返した下書きについて手紙や別の形で推しに報告することはありますか?
→ないです。そもそも下書きって言ってもラフから完成まで同じメモ内でやってしまうので、あんまり自分の思考の跡は見えないんですよね。
27.手紙を書いている上で自身が変わったなと思うことはありますか?
→そもそも手紙は読んでないと思っていて、壁打ち的な自己満足なのでスタンスはなにも変わっていないです。あれ好き、これ面白い、あれが良かった、これが楽しみ、ただそれだけです。ただ、昔は下書きすらしなかったのでまともな文章を書こうとする意識が多少芽生えたかな、という程度です。
28.手紙について推しから言及されたことはありますか?
→ないです。今の推しは手紙について言及することがまずないですね。前の推しは手紙を読んでいなかったので察してください。反応も特に欲してないです。
29.手紙に書けないけど伝えたい想いはありますか?
→え~なんでしょう、むしろちゃんと整理して落ち着いて文章にできる分手紙のほうが言いたいこと全部書いているような気がするのであんまりないかもしれません。
強いて言うなら「顔がかっこいい」 ですかね…目が素敵だと思いますって話はしたことがありますが、実は全体的に見て推しの顔が好きです。かっこいいと思います。
でも、声優さんのビジュアルを褒めてもなと思うので言いません。本当に顔がかっこいい。声より顔が好きです。ええ…
30.自分の手紙と推しについて語りたいことをどうぞ
→27でも書いたのですが、わたしにとって手紙はそのイベントであったこととか、抱いた気持ちとかをすこしでも忘れないようにするための言語化の手段だと思っていて、基本的に壁打ちスタンスなんですよね。
とはいえ本人が万が一読んでも大丈夫なようにちゃんとファンレターの形をとってはいます。が、唐突にファンレターの中で台詞や歌詞の解釈を述べ始めるのでやっぱり受け取る相手のことを想像していないのでは?
ただ、その解釈がもし間違っていたとしてもそれはそれで受け手としての一個人の感想の域を出ないかなあとは思います。思いたい。
それと、手紙ってある意味出席票だと思ってるんですよね。このイベントにあなたを観に来ましたよ!という出席の意味で出しているところもあります。さすがに読まないとしても手紙は手元に届くと思うので、その数になれたらいいな~程度の気持ちです。
すでに自分の感情の言語化と出席票の2つの役割を持っているので手紙はすごい。
さらに、もし本人が読んでいたとしたら、当たり前ですけどオタクの感想が伝わるわけじゃないですか。反応が直に伝わることで本人としてもなにかしら思うことはあると思いますし、それがプラスになることも少なくないと思うんですよね。なにしても反応がなくて張り合いがなかったらお仕事のモチベーションも下がりますが、なにかしら反応があったらまた違ってくるのではないでしょうか?あなたのオタクはここにいるよ~~!!
つまりわたしにとっての手紙とは言語化の手段>出席票>感想という感じです。超自分勝手。でも逆に、認知の材料とか、反応をもらうための手段だとは思っていないです。名も知れぬファンが応援しています、というくらいです。
オタクが推しにできることなんて本当に少ないですが、感想を伝えるというのはその少ないうちの1つなのではないかと思うんですよね。
まあそう正当化でもしないとわたしの6000字はただの怪文になってしまうという説はありますね。
読むための、読まれるためのお手紙では本当にないですが、もしどうしても心が落ち込んで死にたくなって、ただ褒めて欲しくなったときになにかの力になれたらなによりだな、と思います。ならなくてもいいです。別に捨ててもらっても全然気にしないです。
とにかく、推しがもしそれを読んだときに嫌な気持ちになるお手紙だけは書きたくない、それだけですね。
今のお手紙がそうであるかどうかは分かりませんが。
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いや~手紙について話したかったのでとっても楽しかったです!こういう質問系っていにしえの質問バトンを思い出しますね。血が騒いだのであと何回かやりたいです。
おわり