2017年10月4日












今日は10月4日ですね。



10月4日は天使の日です。単純な語呂合わせのように思えますが天使の日と制定されたのは2000年らしいです。意外と最近。しかも制定者はトリンプ



そして、今日はわたしにとってとても大事な日です。オタクにとって大事な日と言えば推しの誕生日ですね。(オタク特有の決めつけ)

10月4日生まれで天使の名を冠する推しが今日で満22歳になりました。めでたいことこの上ありません。推しの幸せを改めて願うと同時に、できる限り長くお祝いできたらいいな、とも思います。


ちなみに、実は天使の語呂合わせが通用するのは日本語だけではありません。韓国語で1004は천사(チョンサ)と読み、これは同音同字で天使の意味を持ちます。偶然の奇跡。韓国でも日本でも天使の日とされる日に産まれた推し、間違いなく天使ですよね。わかる~!推しちゃん天使!ドゥフフ




ふざけました。改めてお誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。アイドルの道を選んでくれて、諦めないでくれてありがとう。一年前の今日は推しの、韓国のアイドルのお誕生日を祝うなんて思ってもみなかったけれど、わたしは推しに出会えてとても幸せです。



突き詰めていうとこれだけです。
FCに「ジョンハン(推し)の好きなところランキングを開催します!」と言われて長文激重オタクの本領を発揮しようと鼻息も荒くホームページに飛んだら好きなところ10文字以内、理由50文字以内で絶望したくらいには好きなところも、長所も、推しに関してはたくさんの言葉を発することのできる自信がありますが、今改めて推しの生誕に向かい合ってみると、この日のオタクってもはやその生命に感謝することしか出来ないんですよね。



彼らがアイドルであることは既に事実で、今後変わることのない現実ですが、彼らが普通の子として生まれ、育っていく過程でスカウトされ、練習生になると決め、厳しいレッスンを乗り切り、たくさんの縁と実力でデビューを決め、まだデビューすらしていない日本でさいたまスーパーアリーナを埋めるほどのアイドルになったというのは本当に偶然と奇跡の連続だと思います。


一般人に戻る横道なんて数え切れないほどあって、歩く道にも落とし穴がいくつもあって、今歩く花道だってその一歩先は暗闇に包まれてなにも見えないようなものです。


実際推しはデビューする前、練習生時代にはその実力不足や自信不足から本当に辞める気でいたようですし、デビューしてからだって困難はたくさん待ち受けていました。熱でフラフラになりながらもステージに立ったり、うまくご飯が食べられなかったり、外見の変化で心無い言葉を浴びたり、リーダーがみんなを連れて逃げ出したいと言うまでにグループ全体が追い詰められたり。アイドルは陽の職業ですが、足元にはその輝きを強める陰が存在しているのもまた事実です。

そういった環境の中で、彼らはアイドルでありつづけているのです。本当にオタクに出来ることって感謝しかありません。



彼らが歩いてきた道は1本しかありませんから、今では必然と呼ぶこともできるかもしれませんが、それでも彼らが今煌びやかな衣装を着、眩しいライトを浴び、笑顔で歌い踊る現実が存在することそれ自体が本当に奇跡的なことだと思います。選択をするというのは全て奇跡を積み重ねるようなものなのではないでしょうか?




そしてその奇跡は彼らの命の上に成り立っています。突然重い。重いけど、彼らは多分CGとかではなく生きているので、事実ではありますよね。だから、オタクに出来ることって突き詰めるともうその命に感謝することだけなのだと思います。生きてくれてありがとう。正直、アイドルとして生きるというのは彼らの人生そのもの、それと寿命を削っている風にも思いますが、それでも彼らがアイドルでいることを受け入れ、ステージに立ち続けるならば、わたしはオタクとしてそれを追いかけます。それだけです。アイドルがいなければオタクはオタクになれませんからね。



アイドルが辞める度、グループが無くなる度、次は推しなのかもしれないと考えます。推しはアイドルですが、アイドルであり続ける必要は無いんですよね。たくさんのものに触れ、たくさんのことを感じ、ステージで歌って踊る以外のことに挑戦したい気持ちが出てくるのは当然だと思います。アイドルに限って言えば最たる例は俳優業だと思いますが、その気持ちが強まった結果本業を俳優業にしたいと考えるアイドルはやはり一定数存在します。

そしてもっとマイナス方面で言えば、単純にライトと歓声を浴びることに疲れてしまう人もいます。友達に囲まれ、恋人を作り、平凡な日々を送る、普通の幸せを夢見ることだって稀有なことではないと思います。

それに、前述の通り、彼らがアイドルでい続けるために自分の身を削り、傷つけていることも事実です。実際、とても直接的な話をすると、韓国ではアイドルの摂食障害パニック障害発症率が非常に高いように感じます。そんな辛い思いをするなら辞めてしまいたいと思うのは至極当然のことですよね。


正直、そんな目に遭ってもまだそうあり続けてくれるアイドルって、推しって、一体どうしてアイドルを続けているのかは気になりますし、不思議です。辞めないのではなく、辞めさせてくれない、が正しいのかもしれませんが。


どちらにせよ、今この瞬間もアイドルでいてくれる推しがいる、ということは事実です。すごく幸せなことですよね。いつも一方的に幸せや元気をもらっている気がします。


彼らが永遠でいてくれたらいいんですけどね。さっきも言った通り彼らは人間で、アイドルはその一面にすぎなくて、どうなるかなんて誰にもわからないけど、たった一つ、確かなことは永遠がないということなんですよね。またその話か。永遠にこだわるの、厨二病みたいですね。



ST☆RISHの一十木音也くんはマジLOVEレジェンドスター第12話で
「これから何が起こるかなんてそんなこと、誰にもわからない。ST☆RISHを続けていけなくなることだって有り得るよね。だけど、だからこそ、永遠じゃないからこそいいんだって今は思えるんだ」
と言っていましたし、
同じく四ノ宮那月くんは「一瞬一瞬を大切にしましょう」、来栖翔くんは「絶対後悔なんかしないように全力全開!」とも言っていました。
『WE ARE ST☆RISH』の歌詞は、「今を全力で生きる それがST☆RISHの永遠」でした。


突然うたプリの話をしましたが、これがアイドルの命に対する明確な答えなのだと思います。オタクは永遠がないと知っているからこそアイドルを好きになって、そこに叶わぬ永遠を夢見ますし、アイドルは有限があると知っているからこそアイドルとして生きられるのではないでしょうか?


オタクなので永遠じゃないからこそいいんだとまでは言えませんが、推しは永遠ではないこそアイドルという肩書きを名乗れるのだと思います。その儚さも、不安定さもすべて含めたそれこそがアイドルなんですよね。消えてしまうからこそ眩しく輝けるのだと思います。
アイドルは、常に『今』の連続なのではないでしょうか?ラブライブ!μ’sも言っていましたが、いつだって「今が最高」なんだと思います。





なんかとても脱線しましたが、本題は推しのお誕生日というそれだけです。本当におめでとう。これからもたくさんの人に愛される存在であったらいいなと思います。そして、その輝きをこれからも見せてくれたらとても嬉しいです。


今日はケーキを買って帰りますね(オタクあるあるその179 推しの誕生日ケーキを買い本人不在のパーティーを執り行う)。それでは。