2019年を振り返るなどする

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。

年始早々全く寝られず久しぶりに文章を書くことにしました。 

 

 

 

さて、歳をとるにつれて月日が経つのが早くなるとはよく言ったものです。

 

例に漏れず、というか特に、2019年はわたしにとって今までで1番早い1年だったと思います。

子供より大人の方が時間が過ぎるのを早く感じるのは「ときめきが少なくなる」からだと聞いたことがありますが、今年はわたしの人生の中では比較的刺激が多かったというか、色々なことが起きた1年だったようにも思っています。なんでですかね?

 

たぶん、ひとつのことにいろいろな感情を抱くことがときめきというものなのであって、わたしの場合はビッグイベントが山盛りにあったタイプだったから時間があっという間に感じているのでしょう。

 

いやほんとに2019年は怒涛でした。

わたしはそんなに変わってなくて、基盤はずっといままでのわたしのままなんですけど、今までの人生で通ってこなかった、似て非なる道みたいなものに足を踏み入れたような気がします。

 

大学をギリギリで卒業して社会人になったとか、社内で異動したとか、そういう社会的立場や環境が変わったこともひとつ大きなターニングポイントだったとは思います。

絶望の起床、レジュメほぼない、休める上限まで休む、そういうわたしが社会に出て毎日ある程度真っ当に社会人生活を送りそれに応じた給料を得ているという時点で、わたしとしてはだいぶ変わったなという感じではありますが、やっぱり普通に働きたくないし、5億円欲しいし、朝の6時まで起きていて昼の2時に目覚めるみたいな生活もしたいというのは変わりません。

 

社会人になったら大人になれるかなとか思っていましたが、いつになっても大人になる気配がないんですよね。大人って、ほんとに大人なのか、それとも大人じゃないけどがんばって大人の振りをしているのか、どっちなんでしょうか。

 

 

話が脱線しました。

 

 

2019年人に言えないこともたくさんあったし(まああんまり恥がないのでだいたいのことは言えるけど)、ほんとにめちゃめちゃネタみたいな年だったし、1番メンタル的にも身体的にもやられた年だったけど、今思えば楽しいこともたくさんあった年でした。

 

ず~っと幸せになりたいって願ってたような気もするのですが、この間友達に「幸せになりたい」って言ったら「〇〇ちゃん(わたし)にとっての幸せって何?」って聞かれたんですよね。

 

確かに。わたしにとっての幸せって何?

 

聞かれてすぐに答えることはできませんでした。あんなに幸せを願っていたのに。

結論としては「不幸せはすぐにわかるけど幸せはその場ではわからなくて、後で幸せだったなって思い返すもの」「要するに幸せになりたいというよりは不幸せになりたくない」だったんですが、それを友達に提示された時めちゃめちゃ視界がクリアになった気がしました。

わたしは幸せになりたいんじゃなくて、不幸せになりたくなかったんですよね。

 

めちゃめちゃ余談なんですが、出会って数ヶ月の会社の同僚に「最近やっと人間らしい感情が出てきたよね」と言われるくらい以前のわたしには人間らしい感情がないように見えていたそうです。そんなことないと思うけど

まあ実際どこかにおいてきていた感情を2019年で獲得したという気づきは確かにあるのですが、その反動で感情に振り回された下半期だった気がします。

だから幸せ、不幸せということに非常に敏感になっていたのかもしれません。

 

なので、2020年はそのあたりの加減を上手くやれたらいいなとぼんやり思っています。

まあ平たく言うと2020年はあんまりメンヘラしないようにしたい。

 

といっても2019年上半期は某舞台のキャストが変わったり2ヶ月を捧げた舞台が終わったりしたことにメンタルを崩していましたが、下半期はもうすこしパンピらしい理由(パンピではない)でメンタルを崩していたので、そもそもわたしの2019年を語るならそのふたつに分けるべきなんですよね。

 

前半は比較的今まで通りのオタクでしたが、後半は流行りの曲をたくさん聴いたり、現場に行かなくなったり、いろいろな変化がありました。2019年下半期エンターテイナー賞はわたしがもらったと思うくらい色々なことが起きたし、今までとは違うことで泣いたり笑ったりしたなと思っています。

 

それが良かったのか悪かったのかは今のわたしにはわかりません。

たぶん、2020年の暮れになってまた同じように1年を振り返ることになったらその答えが自ずとわかるようになるのでしょうが、べつに悪くても今までの時間とか感情とかが無駄だったなとは思わないんだと思います。

 

なぜなら、人生正解ばっかで生きていけるわけではないからです。

今までも良い悪いで言ったら悪い寄りのことをたくさんしながら生きてきましたが、なんとか2020年を迎えられましたし、社会人にもなれました。

まあそれは周りの力添えのおかげが100%なのですが、違ったなって思ってもほとんどの場合即死に至るわけではないんだと思います。

 

人生そもそも色々間違えたとは思いますし、なんなら現在進行形で間違えている気もしますが、まあ死ななきゃオッケー!くらいの気持ちで2020年も生きていけたらなと思います。

 

 

 

それでは今年もどうぞよろしくお願い致します。