85日目










前のブログを書いてから85日が経っているそうです。文を書きたい波がなければ書かないのでこのくらいのスパンになりますね。




さて、2017年も終わろうとしていますが、纏めると今年もオタク一色でした。去年も、その前もずっとオタクでしたが、年々引き返せなくなっている気がするのは気のせいでしょうか?気のせいだといいんですけど。


仲良くしてくれるオタク3人組で集まると常に「オタクやめたい」「いつまでオタクしてるんだろう」という会話に発展するのですが、出会って3年、誰もオタクをやめられていません。引き返せなくなっていっているのではなくて、すでに引き返せないのかもしれませんね。




それでも今年の大体は韓国のアイドルにハマっていたので今までのオタクとはちょっと毛色が違ったような気がします。小現場の俳優から外国のアイドルにシフトすると、見たり、会えたりする回数の少なさ、経費、言語や思考的な壁の差を本当に強く感じました。


不思議ですよね。何を話してるかも何を歌っているかもほとんどわからない人をこんなに応援できるって、なかなかあることじゃないと思います。きっとこれも、ステージの持つ力なんでしょうね。

アイドルは国が違うこと、言語が違うことはほんの小さな問題だと言うことが多いのですが、そういうわけでもないとは思います。(外国のオタクへのリップサービスなので実際彼らがそう思ってるのかは置いといて)

ただ、それを感じさせない力が、アイドルには、ステージにはあるんだと思います。(アイドルを神格化しがちオタクなので隙あらばアイドルという存在をあげていく)



とはいえ今そこまで韓国を追ってるわけじゃないです。もっと拗らせた、オタクの最終地点みたいなところに立とうとしています。どうしよう。本当にわたしは人生でキモオタを極めることしかできないんですかね。


なんのオタクかというと、声優です。実は今までのオタク人生の中で声優にお金をかけたことってほとんどないんですよ。好きでいたことはあったんですけど、一時的なものでした。だからわたしは声優にはハマらないんだろうなと薄々思っていました。



ただ、今日の若手声優ってアイドルみたいなことをやる人が結構いるんですね。

それは、彼らとしてであって、彼らとしてでではない、役柄としてのパフォーマンスなのですが、昔の声優とは違って顔やダンスで売って行こうとするタイプの声優さんが本当に多くいるような気がします。実際声優の志願者がとても多い今、昔はほとんど重視されなかった顔の造形がかなり重視されるようになったと思います。別にイケメンだけ、美女だけがデビューできて、売れるわけではないんですが、その足掛けとしてや、同じランクの人間の中から選別されるにあたって、顔面は1つの判断材料になったのだと思います。


それでも男の人はまだ、顔面の造形に関しては緩い方だと思います。女の声優さんはもっと厳しいからです。どこへいっても結局顔面って正義なんですよね。わかる。顔がいいって、いい。一方推しがどんなに美しくてもわたしはブスなのでもう救われません。生まれ直そう。




話が逸れましたが、こうして声優はアイドル売りをされることが非常に多くあります。そして、わたしはアイドルが好きです。次元を問わず。ステージという場所が、そこで輝く人が大好きです。そんな人間がアイドル声優と出会ったらどうなるでしょうか?


好きになります。簡単なことですね。数多のアイドル声優の中では自分の好きなタイプを見つけるのもとても簡単です。



正直いくらアイドル売りをしているとはいえ本業は声優さんであるという中で、顔面をはじめとしたアイドル的な要素を推すのはあまり良くないことだとは分かっています。古のオタクに長文FF外から失礼しますされる可能性があるのも分かります。ただ、わたしはアイドル売りの思惑に思いっきり引っかかってしまいました。


今応援しようとしてる人って、別に特別綺麗な顔をしているわけではありません。むしろ今まで応援した中で、最も一般に近い顔だと思います。しかも、これは重要なのですが、中性的という形容詞からは最も遠い人です。本当に、わたしも自分で驚くぐらい、自分が応援したがるタイプではありません。でも好きなんですよね。


とはいえ多分、いつもの一時期の血の迷いです。年始になればきっとこの人のことはどうでもよくなって、2月の韓国のアイドルのコンサートにいって、またアイドルの素晴らしさについて語り、美しい人間を妄信する生活に戻るんだと思います。


でも好きって抗えなくないですか?碌に人を好きになれない人間が、しかもオタクが、オタク的な意味の好きに愛を見出して語るのっておかしいことだとは思うんですけど、なんか本当に、好きだと思ったら止まらないんですよね。なーに言ってんだ。





ただ、今推したいなと思ってる人は、ガチ恋製造機と呼ばれてるんですね。

なんでかっていうと、他の声優より距離が近いからです。物理的にというよりは、心理的な意味で。本人が元々ミュージシャン志望で、大きなステージで歌を歌うことを夢見ていたことも原因の一つだとは思うのですが、人によっては馴れ馴れしい、礼儀がないと思われるようなレベルでオタクに対して気さくに呼びかけます。


他の声優が皆「ありがとうございます」というところをその人はいつも「ありがとう!」と言いますし、オタクに対してステージ上で語りかける時、敬語を使うことは他に比べてとても少ないです。「皆のおかげだよ」「本当にありがとう」と言える人って、当たり前なんですけどなかなかいないです。

全てが肯定される行動か?と聞かれたらyesとは言えませんが、この心構えというか、気持ちの持ち方、態度って稀有なもので、才能だとも思います。



なんというか、太陽みたいな人なんですよね。全員に対して均等に明るく、暖かいんですよ。元々とてもフレンドリーなタイプなのだとは思いますが、オタク系に関わる人にこういう澄んだ目をしたストレートなフレンドリーって少ないんじゃないでしょうか?オタクは大体陰キャですし(偏見)。


本人はサクラ大戦の誰それが好きとかいってたので普通にその気はあるとは思いますが、オタクっぽくはないです。強いていうならオールラウンドサークル略してオーランにいそうなタイプ。イメージは夏の太陽。向日葵っぽい人。オタク業界では本当に珍しい存在だと思います。



だからガチ恋製造機と呼ばれるんですよね。見た目も普通にかっこいいし、普段他の声優には適度に距離を取られてきた(もしくはやたらと距離を取られてきた)オタクがそういう人に距離を詰められると一瞬でコロッといってしまうことも少なくないのではないでしょうか?



でも少し触れてみて、声優オタクって本当に修羅だなと思いました。わたしがその畑から来ているから感覚が違うだけなのかもしれませんが、アイドルや若手俳優と違って全然会えません。会える機会があっても、抽選が厳しいどころか申し込むためにお金を払い、当選したらまたお金を払い、ということが本当に多いです。さらに、お金を払って申し込んでも当たらないことだって多くあります。



最たる例がCDDVD封入ライブ応募シリアルコードです。もはやオタクが興味は円盤の内容<ペラ一のシリアルコードです。こわ。応募してみないことにはわからないと思ったのでちょっぴりだけ応募してみましたが、普通に単番は外れました。


冷静に応募するためにCDを2人合わせて45枚買って結局外れる(友達談)とか怖いですよね。それは声優個人じゃなくてある大きな作品のライブ、さらに50人近くの声優が出るのに収容数のとても少ない幕張イベントホールだというからその厳しさもわからなくもないのですが、わたしからしてみるとお互い生きていて、会える機会があるのに会えないのはよくわからないんです。


しかも上記のようなことが一回きりじゃないんですよね。声優さんは様々な作品に出るからです。特にアイドルものにはこういう修羅が本当に多くついて回ります。




でもわたしは接触厨、イベント厨なのでできるだけ推しの姿を見たいんです。声優ってそういうもんじゃないって怒られそうですが、会いたいものは会いたいんですよ。それを乗り越えて応援し続ける声優オタクってすごいなと思います。どういうモチベなんですかね?声優オタクに聞いてみたいです。今書いてみて思ったのですが、そもそもこれって声優オタク向いてないんじゃないですかね…オタクやめたい。




話は長くなりましたが、自分が来年誰を応援しているのか、本当に気になります。もしガチ恋製造機さんを追いかけていたら面白いし心の準備が必要なので、年が終わるまでに未来の自分にこっそり教えて欲しいです。わたしって来年誰が好きなんですかね?



とりあえず来年も元気に生きていたいです。あと卒業したい。最終学歴高卒の人ばかり応援して来ましたが、わたしは大卒になりたいです。まずは生きるところから頑張ります。